あずまんが大王 / あずまきよひこ
タグ:ほのぼの, ユルい, 完結, 短いの, 笑える, 萌える, 青春
| ストーリー | |
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| 中毒度 | |
| おすすめ度 (総合) |
なんとも不思議な作者だと思います。
今回のおすすめ漫画は、あずまきよひこ『あずまんが大王』、全4巻。
オタ系の間では人気でしたので、耳にしたこともあるんじゃないでしょうか。絵柄がそれっぽいので、萌えーな感じだと思って読み進めていったんですが、全然違ってた。
なんだこれって思った。
一応4コマなんです。一応ギャグマンガで、学園モノ。
でもなんか全然ちがう。
別に起承転結でまとめられてるわけでもないし、爆笑するわけでもないし。
女子高生だからと言って、恋愛があるわけでもないし。
萌え要素だってすごく控えめだし。キャラの数も少ないし。
とにかく、この作者、徹底的に「欲が無い」。
ここで重要なのは、爆笑させたいけどつまんないとか、ラブ要素で盛り上げたいけど失敗するとか、キャラが思いつかないとかそういうのではないというところ。あくまで任意。確信犯。できないんじゃなくて、最初からそうする気がない。
じゃあ、あんた何がしたいわけ? と。
何が描きたいの? と。
でもね、
私はこの作品を読んで思いました。
アリです!!
いやー事件性ないし物語性も薄いし、片思いとかね、普通そういうの利用するでしょ? 女子高生なんだからさー。けど作者はそんなものに興味なくて、キャラもそれに付き合ってる感じで、なんかいいんですよねえ。
このご時世にあって、これほどのんびりしてるというか、危機感が無いというか。貴重だと思います。
左に出ているように、私は現在『よつばと!』を愛読してるわけですが、このあずまきよひこという人の芸風は作品が変わっても相変わらずですね。
別に急いで新刊買う必要もないんですよ。どうせ何も展開しないんだから。でも、出てたら買っちゃうんですよねえ。そんで別に急いで読む必要もないのに、なぜか読んでるんですよねえ。
この微妙な存在をどう説明したらいいのか悩みましたが、例えるなら、近所の犬。
近所の犬は、そんなに付き合いがあるわけではない。ただ時々、塀越しに覗き込むとこっちを見て吠えてる。かわいい。前を歩くたびに吠えられるんだけど、近所の家の人がそいつを連れて旅行なんかに行っちゃうと、それはそれで、やっぱちょっと寂しい。
うん、
何を言っているのか分からねーと思うが、俺も何をされたのか分からなかった…
『あずまんが大王』、なんかそんな感じです。
読破してしまった今、ちょっと寂しい。
カテゴリー:青年コミック | trackback(0)
| 2009/05/01 1:36 AM | ![]()






